小心者でも言いたいことがある。

公務員として働いていましたが、うつ病になりました。

安心して休める!公務員の休職制度は職員の味方

こんにちは。中瀬一菜です。

一応公務員として働いているわたくし。現在、うつ病で休職していますが、その後の生活をちょろっとご紹介いたします。

*わたしの所属する団体の話になりますので、公務員すべてが同じではないです。参考程度にどうぞ。

ー目次ー

  

 

1 家族が心配するくらい手厚いぞ

 うつ病になって病気休暇となり、そして病気休職へとランクアップし、順調に自宅療養を続けていたのですが、病人の本人であるわたしは大変満足な日々を送っていました。

が、しかし。それを横で見ている家族はそうではなく…

  • こんなに休んで、退職勧告されないの?
  • わたしが担当していた仕事はどうなってるの?迷惑かけてるんでしょ?
  • 早く職場復帰しないと、わたしの席がなくなるんじゃないの?

などと思ったのか、頑張って療養しているところに、ざっくりと横やりをぶっ刺してくるようになりました。

正直、わたしとしては、上記の総てが当てはまろうと、それどころじゃねぇからその話今する必要あんのか???くらいに思っていました。その質問、今してもしょうがないし、質問する意図は親自身の不安を解消ためであって、わたしを心配しての質問ではないよな???とか。

 

とはいえ、いい加減うるさいくらい繰り返すので、こっちも頭にきて職場で面談をしてくれている臨床心理士さんに親がわたしに投げた質問をしてみました。

  • こんなに休んで、退職勧告されないの? → それはない。
  • わたしが担当していた仕事はどうなってるの?迷惑かけてるんでしょ? → わたしの考えることではない。(これは主治医も同意見でした)
  • 早く職場復帰しないと、わたしの席がなくなるんじゃないの? → それはない。

ここで親からは言われていませんでしたが、追加で念のため質問を追加してみました。親の心理を先読みして、きっと追加質問されるであろう項目を潰しました。

  • 休職っていつまでできるの? → 3年
  • その間の給料は? → 共済やらなんやらの細かい制度を含めると、給料という名前のお金かどうか抜きにして、3年間幾らかは支払われる。

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はい!?!?!?

聞いておきながらアレですけれど、思った以上に手厚くて驚きでした。

民間企業にお勤めで休職して…というような方の体験談を見てみると、退職勧告されたとか、給料の保証はないとか…そういう話をよく聞いていましたので、あまりの好待遇にある意味で度肝を抜かれました。

…公務員試験、大変だったもんな(色々と。ええ、色々と)。ここでその大変さが精算されるのかなるほど…だなんて思いました。社会に対して申し訳ないと思うと同時に、こりゃラッキー、頑張って良かったぜという…なんという矛盾。

ちなみに、これを聞いた親は驚きつつも、アンタ公務員で良かったね~~~と、ようやく心配事が無くなったようでした。

公務員で休職…心配事一切ありません。逆の意味で心配になるくらい手厚いです。

 

 

2 職場も職場でみんな神様みたいに優しいぞ

 公務員はお日さん西西で、9時5時で、ユルユルなんでしょ?なんてご意見は一昔前の公務員にしか当てはまらないでしょう…昨今の公務員のお仕事事情はなかなかに厳しいものがあります。

男女平等とはよくいったもので、女性でもバリバリに残業しますし、家庭や子供がいようと容赦なく出張に行かされます。力仕事も当然回ってきますし、休日は行事の動員で出勤しなければならない…なんてこともしばしば。地方公務員も国家公務員も(そりゃもちろん人によりますけど)みんな忙しいです。お仕事が増えることはあっても減ることは無い状態です。

いや~~~わたし仕事なくって暇なんですよね~~~あっはっは!なんて公務員に合ったことがありません…

ということで、お休みする前は、わたしもそこそこにヤバい量の仕事をこなしていました。

どれくらいの量なのかお示しするのが難しいですが…神経を使う系のお仕事を大量の抱えていて、時計を見ることなく休憩一切なしで定時まで駆け抜けた、なんてことが通常運転だったくらい、ということにしましょうか。とりあえず、えげつない量の仕事でした。わたしが思うに、ですよ。

 

わたしが抜けた後 、最小単位でのグループ内でのお仕事事情については、実は上司からも臨床心理士さんからも、一切聞いていません。

いや、聞いていないというか、詳しく教えてはくれませんでした。ただ一言、わたしが仕事のことで心配することは一切ない、以上終わりです。具体的な仕事の分配はいまだに分かりません。それに、わたしへの仕事関係の連絡も一切ありません。「あの作業ってどうやるの?」みたいな連絡も無しです。

 

いやいや、これは一応の体裁でしょ???病人だから気を遣ってるんでしょ???と思い、唯一プライベートな連絡先を知っている同僚からの連絡を見てみると、なんと一切の文句がない…いやこれはオブラートと思ってよくよく注意してみても、マジで文句が一切ない…ずーーーーーーーっとわたしの心配と、病気になるまで放ってしまったことへの後悔だけでした。それも、1回の連絡だけじゃない、その後ずっとです。同じような内容の連絡でした。

インターネット上では、「病人マジ迷惑」「休職するくらいなら退職しろ」「わたしだって休みたい」的な愚痴ばっかり溢れているのに…

いや、本音と建て前もあるでしょうけれど、なんとなく、この同僚の連絡は建て前とは思えませんでした。いや、建て前であっても、わたしはうれしかったです。

そういえば、わたしが出会ってきた同業者――公務員は、みんな良い人でした。中には問題児もいましたけど…だいたいおおむねいい先輩でした。そうかそうか…となんとなく納得しつつ、こりゃ神様みたいにすげぇ同僚に恵まれたもんだと思いました。

公務員、休職したって、仲間は優しく接してくれると思います。

 

 

3 気になるお金の話

 そう、お金(その名称の話は置いといて)が支払われるから安心なんですというお話をしていましたが、具体的にどれだけ貰ってるのか気になるところですよね。

これもまた所属する団体の取り決めにもよると思いますが、わたしの場合は約8割は貰えるそうです。(8割かける前の給料すっくないんですけどね…あはは…)

なので、病院代・お薬代、車にかかる諸経費、腸内環境改善のための食費、本や映画などの娯楽費、携帯料金、奨学金の支払いなどなど…わたしが使うお金としては、十分いただいています。

そう、薬代がね…結構かかりますからね…とくにレクサプロは薬価単価が高いので、地味にお財布に痛いです。でも、お金の心配をすることなく、療養に専念できているのは大変ありがたいです。

…とはいえ、わたしの場合は、一人暮らしではないので、お金の心配はないのですが、家族がいらっしゃったりしたら…足りないこともあるでしょうね。

お休みするかどうか悩まれていて、ネックになっているのがお金でしたら、所属のカウンセリングで相談するのもいいと思います。規則やらなにやらに規定はされてるんでしょうけれども、読み解くのは大変ですから。

 

 

4 復帰したいと思わせてくれる

 公務員の休職事情、かなり赤裸々に語ってみました。

これで公務員マジでぬるま湯~~~これだから税金の無駄遣いなんだよ~~~と思われると…ちょっと悲しいです。いや、言いたいことはそれじゃない、同じ公務員さんで、悩まれている方の背中を押したかったのですよ…

というかです、こういう制度が整っているってすごいと思うのですが、いざというときを思うと、公務員ではなくても一般企業でもこれくらい手厚くあってくれたらいいよなって思わずにはいられません…

そんな、一生懸命働いて、うつ病になって苦しい思いして、そうなったら会社は社員を(やり方はどうであれ)切り捨てます…なんてちょっと筋が通らないと思いませんか。

公務員のこういう事情が、「これが普通」ってなればいいな。

*もちろん、中には労働者に親身になった企業さんもいらっしゃるとは思いますが…どうもわたしのような不勉強者が目に付くのは、良くない話ばかりでして…

 

仕事でいろいろとあって、辛い思いもたくさんしましたが、これだけ整っていると、療養に専念できますし、職場復帰により力が入ります。所属に対する感謝というか、恩返しというか…

安心して休んで、職場復帰をちゃんと心から願えるような仕組みになっています。悩まれている方、大丈夫ですよ~~~