小心者でも言いたいことがある。

公務員として働いていましたが、うつ病になりました。

小心者でも言いたいことがある。

うつ病の治療には運も必要?

こんにちは。中瀬一菜です。

今日はうつ病の治療のことで前々から謎だったことを主治医に質問しましたので、ここに共有したいと思います。

 

 

1 わたしの治療経過

わたしの治療については、いくつかの記事に書いていますが、ここで時系列をはっきりとさせつつ、お話したいと思います。

  • 2017年夏 発症。現在の病院で主治医から診断書を貰い、病気休暇開始。異常な疲労感と薬の副作用ー眠気ーに襲われる。ほぼ1日寝て過ごす。食欲が皆無。
  • 2017年秋 病気休職に切り替わり。上司と主治医の面談があった。半日寝ていれば大丈夫。車の運転もOK。食欲回復。気分の浮き沈みがある。
  • 2017年冬 コンスタントに職場のカウンセリングを受け始める。寝る時間が徐々に短くなる。気分の浮き沈みが収まる。
  • 2018年現在 職場への復帰を見据えた図書館通いの訓練を開始。午前中からの活動が可能。

初診から約半年で、職場復帰に向けた訓練を始められるまでに回復しました。

なお、処方されているのは、某抗うつ剤1種類のみです。

ちなみに、病気になった原因というか経緯はこちらです。

me10s2ct.hatenablog.com

家にいる間は、Amazonプライムでアニメや映画、ドラマを見たり、お菓子やパンを作ったり、編み物や刺繍をしたり、自分の好きな事だけをして過ごしています。

あまり外へは出ません。回復しつつある今でも同じです。

食事は特に気を付けてはいませんが、1日3食食べるように心がけています。

ただ、慢性胃炎のため、腸内環境をよくするために、月並みですが発酵食品を多くとるようにしています。あとは水を1日1リットルは飲むようにしています。

家族は最初のころはさっぱりぽん理解がありませんでしたが、主治医と親を合わせたことで、改善はされました。休むこと自体に拒絶反応はないですが、今でも早く治るように急かすことはあります。

…だいたいこのようなところでしょうか。

おそらく大多数の患者さんと同じような治療を受けているとは思うのですが…

 

 

2 治るペースは人それぞれ…?

そこで、冒頭に戻るのですが、わたしは前々からなんとなく疑問でした。

同じうつ病の患者さんでも、世間一般的かどうかはアレですが、マイナスなイメージとして、何年も治らずに薬漬けになって、仕事もしないで引きこもり…のような方、どこかで聞いたことがあるようなないような…

 

わたしも全く同じうつ病です。(診断名はちょっと違いますけどね)

でも、半年ちょっとで、職場復帰が見えてきました。

なんで、同じ病気なのに、こんなにも差があるんでしょうか?

なんとなく主治医から聞いていたのは、わたしは薬の効きが良いということだけでしたので、だったら同じような体質の人はいるだろうし、単純に薬だけの話なら、わたしが飲んでいるモノ以外にたくさん抗うつ剤があるわけで、なんらかの対処は可能なのでは???と思ったのです。

というか、なんといっても差がありすぎます。わたしは半年。でも、何年もそんな復帰どころの話じゃない人もいる。同じ人間なのにここまで違うって、どういうこと???

 

そこで、今日は診断書を書いてもらったので、時間を割いてもらったついでに、思い切って主治医に聞いてみました。

主治医「何か気になることありますか?」

中瀬「あの、なんでうつ病の治りって、人によってめちゃくちゃ差があるんでしょうか。わたしは半年ちょっとで復帰がチラ見えしてますけど、何年も苦しんでる方いるじゃないですか」

主治医「うーん、それは難しい質問ですねぇ…」

 

そういって、主治医は、やたらと難し気な医学書?専門書?を引っ張り出し、あるページをわたしに見せてくれました。

わたしは生粋の文系ですので、数学にはやたらと弱く、ちょっと説明をうまく飲み込めてはいないのですが、おっしゃった趣旨はこんな感じ。

 

人の頭の中を科学的ー数字で分析するーと、虚数を用いた難しい関数で表すことができる。これだけ人の頭の中は複雑で、今現在分かっていることも「たったこれだけ」という感じ。

そんな人の頭の中で起きた障害が、うつ病という病気。脳の中の障害の程度や脳のどの部位に障害があるのかももちろん考える必要はある。でも、この病気は頭の中だけで説明できるものではなくて、どういったストレスが原因なのかとか、家庭環境はどうなのかとか、もっともっとその人の周りのことも考えないといけない。

…とすると、あなたはうつ病です、といったところで、その人が抱える病気は、いろんなことを加味して判断しなければならないのであって、同じ病名の人が同じ病気の程度、ではない。

ということは、当然薬の効き目云々も、人それぞれ。

正直、くらくらするような数学の話があったので、かみ砕くというより、わたしなりに主治医の言いたいことをニュアンスでまとめた程度のことになりますが…

そして、主治医は本をしまいながら、ちょっと恐ろしいことを言いました。

 

主治医「…とまぁ、難しいところは置いといて、中瀬さんがここまでよくなったのは、素直に回復していっているというか、運が良かったんですよ

中瀬「う、運…!?」

主治医「医者が運なんて言っちゃアレですけどね~」

中瀬「(ほんとうにな…)」

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どうやら、運、よかったみたいです…

わたしの病気の程度、脳の中の障害のあれこれ、原因になった出来事、ストレスを感じる物事、家庭環境などなど人間関係、薬の効き目などなど、などなど、などなど…

たくさんのいろーんなことを全部まとめてひっくるめて、わたしは、たまたま今の薬を飲むことで病気が回復して、それも半年ちょっとで復帰がチラつくまで回復できた…ということらしいです。

それっていったい、どんな確率の話なのか…じっくり考えるのが恐ろしい…

まさかこんなところで運がどうとかという話になるなんて、思ってもみませんでした。

 

 

3 うつ病…不思議な病気…

なにはともあれ。わたしはなんとか回復ができています。

たぶん、このまま復職訓練を続けて、慣らし出勤なるものを経て、忌々しいあの職場に戻ることになるのでしょう。

それが、真偽のほどはちょっとアレですけど、主治医曰く運も絡んているなんて…なんだか不思議です…

 

そういや、この病気の良くなっていく過程も、不思議な物でした。

なんにもしないうちに、眠気がすっとなくなって、そのうち気分の上下もなくなって、すっかり元通り…とはいきませんが、発症する前に限りなく近い状態にまで戻っているのですから。

自分が本当に病気だったのかも疑わしい…のですが、でも、よくよく思い出してみると、明らかに元気な人とは違っていたし…うん、確かに病気だった…

主治医も不思議でしょ~?という始末ですし、本当に不思議です。

 

…もしかして、病気平癒のお参りとか、結構大切だったりして。

うーん、西洋医学で診てもらっておきながら、神頼みというのもなんだかちょっと…頭の中がグルグルしちゃいますね…