小心者でも言いたいことがある。

公務員として働いていましたが、うつ病になりました。

小心者でも言いたいことがある。

うつ病が治るかどうかは自分次第。性格や考え方を見直すのも大切

こんにちは。中瀬です。

今日はうつ病を治すのに必要なこと(お薬以外で)について考えたことをまとめたいと思います。

 

 

Twitterで患者さんをフォローしていなかった問題

取捨選択の元気が無かった

Twitterでアカウントを持っているのですが、つい最近まで病気関係の方を一切フォローしておりませんでした。いわゆる、「病み垢」とか言われるアカウントです。

病気をネタにしたブログを運営しているので、Twitterを使った営業はPV数を伸ばすうえで必須なんですが(メタ発言)、あえてフォローをしていなかったのには理由が一応ありまして…

うつ病になって日々の生活で精一杯のところ、Twitterのアカウント(=アカウントの持ち主)がわたしにとって害はないのか判断する元気が無かったからです。

ここでいう「害」とは…

  • タヒにたい、消えたい、苦しい…などのネガティブな発言の垂れ流し
  • 病んでいることを自慢するように触れ回る
  • 同じ病気で病んでいる人と傷の舐め合い的にグループ化を目指す

などなど…「わたしがそういう発言を見ていい気持ちがしない」全てを指しております。

Twitterってフォローすればタイムラインに出てきますから、そういう言葉が紛れ込むとどうしても目についてしまいます。それをいちいち気にして、ブログの為なんて思いながら我慢するのは無理だなと判断しました。

その結果、きっとフォローすることで休養生活をもっと頑張れるような方がいらっしゃるかもですが、そういった方と避けるべきそうじゃない方の区別をする元気が無いので、病気関係全部NGとなったのでした。

 

視界がキレイであることへのこだわり

ここまで思いきったことをした理由は、DaiGo師匠の教えでもあることと、わたし自身の譲れない信条であるからです。

それは、「ネガティブな情報はポジティブな情報よりもずっと心に残る」というもの。

だからこそ、自分の周り(ここではTwitterの話ですが)は自分が好きだなぁとトキメキを覚えるステキなモノだけで固めたいのです。

かわいいお洋服、お化粧品、雑貨…面白い動画、音楽…美味しそうなお料理、お菓子…そんな中に、「タヒにたいわ~」みたいな気分が真っ逆さまに下がる情報は、マジで要らない。お邪魔。引っ込んでて。

…その結果、わたしのTwitterのタイムラインは、病気を患う前とさして変わらない状態をずっと保っておりました。

 

そして、8割うつ病が治った今は…?

自称・8割治った今は、おなじような病気の方をたくさんフォローしていますし、リプライを返したり交流をしております。

対応を変えた理由は、どういう人のアカウントが自分にとって害悪かという判断をする元気が出てきたからというのと、ブログ経由の方からのフォローやアレコレがあったから(大変有難いお話ですマジで…)、という2つです。

ただ、タイムラインに表示させるのは、まだちょっとドキドキするので、リストの中で管理をしております。

わたし的には、ネット上の生活ぶりも大きく変わって、いい感じに前に向かって進んでるなぁ!という気がしてホクホクしております。

 

 

精神病患者たちのコミュニティは大きな村である

目標は同じだけど

…とまぁ色々自分の中のこだわりがあって、わたし的にすったらもんだらしたフォローするかどうか問題ですが、ひとまず解決したなぁと思いきや。

今度は、いろんな方を見ているうちに、だんだん不思議になってきました。

なぜ、おなじ病気を患っているのに、「フォローしてもいいかなと思えるうつ病患者さん」と「わたし的に有害なことを発言しているフォロー×なうつ病患者さん」にこうもパッカリ別れてしまうのかと、疑問に思い始めました。

そりゃ、人間十人十色。ひとりひとり性格や見た目が違うのは当たり前なように、同じ病気を患っていても、みんながみんなわたしの考え方に近い(=Twitterでフォローしてもいい人)というわけではない…そりゃそうだ…

でもでも、我々患者に共通する目標は、寛解とか職場復帰なんですよね。そこは同じ。

なのに、どうしてこんなにも考え方が違うのかと… 

タヒにたーい!って言ってる人がいる一方で、わたしみたいに毎日楽しいことするぞー!わー!って遊ぶ人がいる… 人それぞれとはいえ、差が開き過ぎて怖い… 

 

ピンとキリ

我々のような精神病患者を外から見れば、みんな同じ「心を壊した人」に見えると思います… というか、患う前のわたしはそう思っていました。「みんな繊細で心を壊して頑張って治してるんだろう」「ネガティブなこと考えてる人なんだろう」みたいな。

ですが、実際にわたしも同じ仲間になってみて、患者さんたちは本当にピンからキリまでって感じだなぁと思いました。わたしが見てきた人というと…

辛いけど治ると信じて行動する人。

自らも患いながら他人を励ます人。

なかなか治らないことを受け入れられない人。

絶望して治すための行動をしない・止める人。

薬の服用を医師の指導なしに・勝手に止めてしまう人。

病気の辛さゆえに自分の周りを責める人。

いろんな人がいらっしゃいますが…もっともっとピンからキリまでギッシリといろんな人がいます。Twitterで適当に調べても、うわ…となる人とうわ~!となる人、たくさんでてきます。

人それぞれ病気になった理由は違ってて、それぞれの治療・療養があって、伝えたいことがあって…

精神病病患者というグループの中も、ひとりひとり異なる人間が集まった大きなコミュニティでした。健常者と患者みたいにレッテルを張った分かりやすい分類じゃなくて…そのまんま普通に人間社会のちっさい版って感じ。そりゃそうか。当り前なことにジックリ時間をかけて気づきました。

 

 結局、人間は中身で勝負って話

同じ病気を患っていても、「なぜ患ったのか」とか「どういう治療を受けているのか」とか「周りの人の応援はあるのか」とか「そもそもどういう生い立ちなのか」とか…そういうその人が背負っている背景はみんなそれぞれ当然に違う。

背景が影響して、正しいと思う方向性は分かっていても選択できない事情に苦しむ人だって、きっといるんでしょう。言いたくて言っているわけじゃない言葉を吐かないとやっていられない人だって。

そういう、背景をどういうふうに噛み砕いて受け入れるかによって良い方にも悪い方にも転びうる中、病気という枷を填められたとしても治ることを信じて前を向いていられることは、とても尊くて貴重な能力なんだなと思いました。どんな状況でも、人間中身で勝負ってことなんだな。

 …わたしは聖人君子でもないので、どんな人でも受け入れます・肯定しますとは言えません。好きだなと思う人を選びます。それから、この病気になるまでに色々ありましたが、一通り大変なことは経験したので後は諸々良くなるだけだと思ってる!

 

 

薬だけ飲んで治っても、治ってないと思うの

わたしは主治医と病気に直接関係すること以外もお話するのですが、その中でなんども話題に上がっているのは人間の脳のお話です。

主治医曰く、人間の脳の中のことはほとんど分かっていない、らしいです。

わたしが飲んでいる薬。うつ病に関する情報。そういったことは、「ほとんど分かっていない」という今の状況の中で導かれた解答、というわけです。うつ病になれば抗うつ剤を服用して気分の安定を図りますが、それも「今はベスト」という手法に過ぎない…

わたし自身、抗うつ剤を飲むことで気分は安定したし、こうして8割治ったと自負できるまでになりましたが… じゃあ薬だけでうつ病って治るんですか?と聞かれると、(医者ではないですが、現役患者の目線で)ちょっと疑問です。

「治ることを信じて前を向いていられること」みたいな能力を身につけたり、自分の至らない性格を改良したり…そういうところも必要不可欠ではないかと思うのです。それが将来的に医学で説明がつけばなぁ…なんて何様目線的なことを思ってみたり…

自分がピンかキリか… それは自分で決めることではなく、周りの人が見て決めることだと思いますが、わたしはやっぱり「キリ」でありたい。毎日の小さな出来事から気付きを得て、身に付けてやりたい。

決して腐らず、たまに後ろを向いてもまた前を向き直せるように、そういう心持だけは病まずにいようと思うのです。