小心者でも言いたいことがある。

公務員として働いていましたが、うつ病になりました。

映画『男はつらいよ』の感想

こんにちは。中瀬一菜です。

今日は1日1映画ということで、2回目になりますが、感想をお話したいと思います。さて、これは何日続けられるかな……

ー目次ー

※毎度ながらふんわりとネタバレを含みますので、ご注意を。

  

 

1 今回見た映画はこちら

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みなさんご存知『男はつらいよ』の第一作です。

山田洋次監督、渥美清さん、倍賞千恵子さん…詳しく知らなくともだれでも一度は聞いたことはあるとおもいます。そしてあのオープニングテーマ。最近はテレビCMでよく耳にしますね。たとえばあの飲み物とか。

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あまりにも有名な作品ですが、お恥ずかしながら観賞するの初めてでした。
なんともちょっと古い映画って、よいしょがいるような気がします。価値観とかがやっぱりちょっとズレていて、理解するのに一瞬だけだけれどもタイムラグができるような気がして…
とはいえ、あの山田洋次監督ですから見ないわけにはいきませんし、脚本家志望としては必須科目のような映画だと思うのです。ということで、重い腰を上げて視聴を決意した次第です。
 
 

2 感想はとっても簡単、めちゃくちゃいいゾ

丁度視聴前に、土曜朝に放送される『サワコの朝』をたまたま見ておりました。なんと、ゲストが、偶然にも、山田洋次監督。なんという奇跡。なにか運命的なモノを感じます。

そこで話題になっていたのは、やっぱり『男はつらいよ』でした。

いろいろとお話されていましたが、とくに心の残っているのは、

  • 脚本?映画?は家族を描かないといけないと教えられた
  • いまでも『男はつらいよ』のネタが思いつく

の二点でした。なるほど納得です。だから山田監督の映画は家族が出てきて、それがあったかくて、心にしみるのですね…ふむ…

あと、『男はつらいよ』を一度撮るのを止めようとしたことがあったとか。その時は、全国の個人で映画館を経営している事業者さんの集まりでに呼ばれて、「みんな寅さんの映画で食ってんだ!続き作ってくれよ」と懇願されたとか。当時の寅さん人気がうかがえますね。いや、今もでした、失礼。

 

ちなみに、わたしが初めて山田監督の作品に触れたのは『小さいおうち』だったかと。

あとは『家族はつらいよ』です。(新作が公開間近ですね!)テイストは違いますが、どちらも家族のお話で、どっちも大好きな作品です。

 

ということで、実は山田監督の最近の作品は押さえていたわたくし。ここで原点回帰と言いますか、『男はつらいよ』を見てしまうと…もうドはまりしそうです…

寅さんの人情味あふれる感じ、最高です。喧嘩っ早くて、自分勝手にふるまいつつも、他人のことを思いやれる感じ…周りもそんな寅さんを悪く言いつつも、受け入れているんですよね。

 

特にすごいと思ったのが、オープニング。あのテーマソングが流れつつ、寅さんが地元・葛飾柴又に戻ってくる様子が映し出されています。テーマソング…これもいいんですけれど、ここで前口上のように主人公・寅さんの生い立ちやら今から何が起こるのかやらを説明している+赤の他人との些細なやり取りを通して寅さんの人柄を先に見せているんですね。本当に無駄がありません。

それから、さくらさんの結婚式のシーンですね。新郎・博さんのご両親の挨拶場面がこれまた最高でした。寅さん、訳あってカンカンにご両親に怒っていたのに、挨拶を聞くとコロッと調子を変えちゃいます。このあたりが実に寅さんっぽい!人情だな~~~と思わせます。

最後の最後の場面も最高ですね。男気溢れる決断と、やっぱり人情。寅さん、こうじゃなくっちゃ!と思っちゃう。

 

あとはちょっとマニアックになりますが、御前様役の笠智衆さんがいいですね。この方の演技はとても大好きなのです。静かで落ち着きがあって、厳格そうな、でも優しい感じ…わたしの中ではTHE・おじいちゃんって感じです。

笠さんといえば、わたしとしては此方を思い出します。「あ↑りが↓とう」の発音?アクセント?が好きです。

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 話がちょっと横道にそれましたが…

東京の下町ではああいう人が今もいらっしゃるんでしょうか…? 少なくとも、わたしの住まうクソ田舎では、あんな人情味にあふれる人は見かけません。

寅さんの人柄はどうしてこう人を惹きつけてやまないんでしょうか。とても不思議です。この映画が上映されてた頃にはまだ生まれてもいなかったわたしが、こんなに良いな~と思うなんて…きっと人間の本質はどこまで行っても変わらないのでしょう…

 

…最後にもう一つ。

山田洋次監督最新作、こちらもぜひ。わたしはもちろん見に行きますよ~~~!

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今回はたくさん布教ができました。満足。